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スタッフブログ

2022/03/25

滋賀スタッフ

耐震等級3とは何を示す基準?等級の違いについて具体的に解説します!

皆さんは、耐震等級についてご存知でしょうか。
地震大国である日本においては大地震に備える必要があります。
そこで今回は、耐震等級の定義と等級の違い、耐震等級の強さについて解説しますので、ぜひチェックしてみてください。

 

□耐震等級の定義と等級の違いを解説します!

耐震等級は耐震性の指標で、「住宅の強度で等級に分類した性能表示」です。
2000年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で、施主にわかりやすい基準となっています。
ここからは、それぞれの等級を解説します。

 

*耐震等級1

極めてまれに生じる大地震による力でも倒壊しない程度と定義されます。
建築基準法で規定されており、すべての建物に対して求める最低限の耐震基準となっています。
それゆえ、建築基準法に則って建てられた建物である場合は、無条件で耐震等級1であると言えます。
ただし、建物の損傷自体はは免れることはできない可能性があります。

 

*耐震等級2

耐震等級1において想定される地震の1.25倍の地震でも、地震発生時に倒壊しない程度と定義されます。
病院や学校などの施設等のレベルの住宅が該当します。
これらの建物は災害時の避難場所として使用されます。

また、長期に渡って住民が快適に暮らせるように様々な工夫が取り入れられている長期優良住宅に選ばれるためにも耐震等級2は必須条件です。
認定された場合は、住宅ローン控除・固定資産税などの税金面で優遇を受けられます。

 

*耐震等級3

耐震等級1において想定される1.5倍の地震発生時にも倒壊しない程度と定義されます。
そして、防災の拠点となる消防署や警察署などと同等のレベルの住宅が該当します。
現在は耐震等級3が最も高い等級で、大地震であっても十分耐えうる耐震等級と言えるでしょう。

 

□耐震等級の強さについて

ここでは、耐震等級の強さについてさらに詳しく解説します。
ここまでの解説で、耐震等級1でも最低限の耐震性が担保されていることは把握できたと思います。
耐震等級1、つまり新耐震基準においては、「震度6強〜7レベルの人命が守られるように」という観点から決定されているルールです。

ただし、注意したいのは、新耐震基準の単発の揺れに対しては有効でも、連続した揺れに対しては考慮されていない点です。
それゆえ、1度目の揺れで倒壊しなくても、2度、3度と繰り返し大きく揺れた際には、大きな被害を受ける可能性はあります。
その点は把握しておきましょう。

安心して暮らすという観点で考えると、耐震等級2や耐震等級3などの耐震性能を目指した方が良いかもしれませんね。

 

□まとめ

今回は、耐震等級の定義と等級の違い、耐震等級の強さについて解説しました。
耐震等級は耐震性の指標として3つに分類されます。
また、安心して暮らすためにも耐震等級の強さについては詳しく考えましょう。
この記事を参考にしていただけたら幸いです。

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