2022/12/11
滋賀スタッフ
年収500万円で借りられる住宅ローンはいくら?平均額をご紹介!
年収が500万円だとローンは組めるのだろうか。
返済計画はどうなるのだろうか。
と、気になる方も多いのではないでしょうか。
国税庁の「令和2年分民間給与実態統計調査」によると、日本国内の給与所得者における平均年収は「433万円」です。
つまり、年収500万円は平均所得よりも多い金額となります。
今回は、住宅ローンの目安、年収500万円で住宅ローンを利用するときの平均額をご紹介します。
マイホームを考える際に、お役立てください。
□年収500万円で借りられる住宅ローンの平均額はいくら?
住宅ローンを組む場合、年収・融資金利・予定返済期間などによって借入可能限度額が決まってきます。
年収500万円の場合、最大の借入可能金額は4700万~4900万円程度です。
しかし、「借りられる金額」を「返せる金額」と考えるのは危険です。
全住宅購入者の借入額に対する年収倍率は、平均6~7倍だといわれています。
これを年収500万円の方に当てはめると、「3000万~3500万円程度」が住宅ローンの平均だと考えられます。
もう少し、余裕をもって返済をしたい、そもそも返済が心配だという方は、年収倍率を5~6倍に抑えることも一つの方法です。
この場合、「2500万~3000万円程度」となります。
□住宅ローンの目安を決めるポイントは4つ!
1つ目は、年収倍率の5~6倍以内かどうかです。
先述した通り、ローンはやはり「返せるか」というところが重要となるため、無理のない範囲でローンを組むことが大切です。
新生活に慣れるまで、慣れた後も余裕を持った生活することを考えた場合、住宅ローンは「税込年収の5~6倍まで」を目安に考えるのが得策です。
中古物件の平均値でもあるので、相場の目安にもなります。
2つ目は、返済比率が20~25パーセントかどうかです。
返済比率(返済負担率)は、税込み年収から返済に回す割合を指します。
無理のない返済比率は「20~25パーセント」といわれています。
年収500万円・返済期間35年の場合、「2,700~3,400万円程度」です。
3つ目は、世帯収入がいくらあるかです。
共働きの場合、それぞれが住宅ローンを組む「ペアローン」や収入を合算してローンを組む「収入合算」といった選択肢があります。
それぞれにメリット・デメリットがあるため注意は必要ですが、借り入れを増やせます。
4つ目は、自己資金はいくらあるのかです。
住宅ローン部分と自己資金で払う部分というのが、家を買うための費用です。
住宅ローン部分は借り入れです。
自己資金で払う部分には「頭金・手付金・諸費用」があり、最初に自己資金で払える金額が多いと借入金額を減らせます。
もし自己資金が少ないという場合でも、「フルローン」という頭金を払わない方法を利用できる可能性があります。
□まとめ
ローンを組めば大丈夫と軽く考えてしまうと、返済時につらい思いをしてしまう可能性があります。
平均値や、ポイントを把握し、無理のない返済計画を考えましょう。
当社では、「明日を、今日より上向きに。」を目標に家づくりを行っています。
お気軽に当社まで、ご相談ください。