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スタッフブログ

2022/09/15

滋賀スタッフ

内部結露が起こる原因とは?その対策方法についてもご紹介します!

外の気温と家の中での気温差によって生じる内部結露は、住宅の構造部分で重要な役割を果たしている梁や柱を腐らせたり、カビが生やしたりなど、良い影響は一つもありません。
これを防ぐためには、住宅を建設する時点からの対策が重要になります。
そこで、今回は内部結露が起こる原因を解説し、対策方法について紹介します。

 

□内部結露が起こる原因とは

 

空気に含まれている水分量は決まっていて、温度が高いほど空気中に含まれている水分は多く、気温が低いほど水分は少なくなります。
冬場では、ストーブや暖房などを使用することで部屋の中の温度は高いため、水分量も多く水蒸気が起きやすい環境になります。

 

しかし、外気と直接触れている窓やサッシの近くでは、気温が比較的低くなりやすいので、暖かい空気のように水分を多く含まないので、水滴になり付着します。
この現象を表面結露と言います。

 

内部結露の原因は、冬場に窓などで見られる表面結露と同じ原理です。
部屋の暖かい空気が建物の内部へと侵入して、壁内だけでなく床下や天井裏などで結露が起きます。
表面結露の場合、目が届く場所で起きる現象のため、自分で水滴を拭いて対策はできますが、内部結露となるとそうはいきません。
そのため、表面結露のように対策でできることは限られてしまいます。

 

□内部結露を対策する方法

 

1つ目の方法は、室内で発生した水蒸気をできるだけ外に逃がす方法です。
内部結露や表面結露だけでなく、結露全般に対して行える対策は、結露が発生しない程度に室内の湿度を55パーセントほどに調整することです。
キッチンで煮炊きをしたり、お湯を沸かしたりするときは、換気扇を回す、窓を開けるなどして水蒸気を外に逃すようにしましょう。

 

2つ目の方法は、断熱材を隙間なく配置する方法です。
断熱材には、内部の熱と外部の熱を遮断する効果があるため、結露現象自体を起きにくくする環境を整えてくれます。

 

3つ目の方法は、断熱材の外側に通気層を作る方法です。
断熱材の外側には、雨水が侵入する可能性もあるため、通気層を作って万が一雨水が侵入しても、外気の通り道を確保して乾燥させられます。

 

□まとめ

 

今回は、内部結露が起きる原因、また内部結露を防ぐために行える対策について紹介しました。
断熱材や通気層を設ける方法は、建設段階でしか行えない対策方法ですが、一番最初に紹介した水蒸気を逃す方法は誰にでもできるので、冬場はぜひ実践してみてください。

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