2022/12/01
滋賀スタッフ
住宅を購入したい方へ!パッシブ換気の仕組みとメリットを解説します!
住宅を購入されている方へ向けて、パッシブ換気についてご紹介します。
パッシブ換気についてよく知らないという方も多くいらっしゃると思いますが、多くのメリットがあり、おすすめです。
今回は、パッシブ換気の仕組みとメリットについて解説するので参考にしてみてくださいね。
□パッシブ換気の仕組みについて
パッシブ換気とは機械を必要としない換気システムです。
建物の中と外の温度差を換気の動力源とする仕組みです。
暖かい空気は上昇し、冷えた空気は下降する動きを利用し、床下で吸気して屋根から排気をします。
気球が浮かぶ原理と同じように、暖かい空気が上へ逃げていく圧力を利用します。
気球の上に穴が空いたら、そこからたくさんの空気が抜けていきますよね。
それを換気として利用するようなものです。
□パッシブ換気のメリットとは?
パッシブ換気には多くのメリットがあります。
1つ目は、機械動力を必要としないことです。
パッシブ換気は暖房による温度差を動力として稼働するので、冬は家の中が暖かい限りは換気し続けます。
今まで換気のために使用していたモーターの電力は必要ありません。
2つ目は、物理的に壊れないことです。
住宅の高い所と低い所に穴が開いている仕組みとなってします。
プロペラやモーターなどは無いため、壊れる部分がありません。
3つ目は、静かであることです。
モーターが回らないため、音も出ません。
最近の換気システムと比較すると、静寂性が非常に高いです。
4つ目は、導入費用・ランニングコストが安いことです。
パッシブ換気を導入するために複雑な作業は必要なく、お住まいの住宅の高いところと低いところに穴を設けるだけで作業が完了します。
冬には、給気口と排気口を上げるだけでよいので、難しくありませんよね。
埃などが付いている場合には、その際に掃除をするだけなので簡単ですよね。
5つ目は、デマンドコントロールができることです。
排気口やバックアップ用の換気扇は湿度センサー付きのものにすることで、人がいる時間を中心に動いてくれるデマンドコントロールを付けることも可能です。
6つ目は、メンテナンスしやすいことです。
パッシブ換気には、入り口と出口の穴しかないため機械がありません。
穴が開いていて、空気が通るかどうかを確認するだけです。
そのため、機械が苦手な方も安心して使用できます。
□まとめ
今回は、パッシブ換気の仕組みとメリットについて解説しました。
パッシブ換気は、誰でも簡単に利用できるうえに費用も安いためおすすめです。
疑問やお悩みがありましたら、いつでも当社までご相談ください。