2022/04/29
滋賀スタッフ
タンクレストイレは災害時に水が流せる?停電時の対処方法についても解説します!
タンクレストイレを採用しようとお考えの方にぜひ知っていただきたいのが、災害時のトイレ事情です。
災害時は混乱状態にあるため、平常時にタンクレストイレの仕組みを知っておくことが大切です。
この記事では、タンクレストイレの仕組みや災害時のタンクレストイレの対処法についてご紹介します。
ぜひお役立てください。
□タンクレストイレの仕組みについてご紹介!
トイレには、タンク式トイレとタンクレストイレがあります。
タンク式トイレは、便器の後ろにタンクが設置されているトイレです。
一方、タンクレストイレとは、水道から出る水の圧力によって便器内を洗浄するトイレのことです。
ここでは、タンクレストイレのメリットとデメリットをご紹介します。
1つ目のメリットは、トイレの構造が単純なことです。
タンク式トイレは、ボールタップやフロートバルブ、パッキンなど部品がたくさんあります。
一方、タンクレストイレの部品は水の逆流を防ぐためのバルブがあるのみです。
構造が単純なため、必要なスペースが小さく済みます。
2つ目のメリットは、掃除が楽になることです。
タンクレストイレはタンクが無いため、タンク内の清掃をする必要がありません。
また、タンクがあることで掃除がしにくかった床の掃除がしやすくなります。
最後にタンクレストイレのデメリットは、電気系統が故障すると水を流せなくなることです。
地震や停電などの災害時にタンクレストイレを使う際は、手動で水を流す必要があります。
□災害時のタンクレストイレの対処法についてご紹介!
災害によりタンクレストイレが使えなくなったときは、排水管が破損している可能性があることを考慮しましょう。
排水管の破損部分から水漏れする場合があるため、災害後すぐにトイレを使用することは避けましょう。
災害時のタンクレストイレの基本的な対処法についてご紹介します。
始めに、床が水で濡れてしまわないように、新聞紙や雑誌、タオルを床に敷きます。
次に、バケツに水を入れ、少し高い所からその水を便器に流し入れます。
基本的にはこの方法で水を流せますが、機種によって対処法が異なる可能性があるため、説明書をよく確認しましょう。
□まとめ
この記事では、タンクレストイレの仕組みや災害時の対処法について解説しました。
タンクレストイレにはメリットがあるものの、災害時は水が流せなくなるため対処法を知っておく必要があります。
トイレの種類だけでなく、住宅に関することでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。