2022/08/09
岐阜スタッフ
結露しない家にするには?結露の被害とそれを防ぐ家のポイントについて
「家に結露が発生するとどのような影響があるのか把握しておきたい」
「家に結露が発生して困っている、防ぐためにできることを知りたい」
家に発生する結露に関して、以上のようにお考えの方は多くいらっしゃるかと思います。
そこで今回は、結露の被害についてと、結露しない家にするためのポイントについて解説します。
□結露が家に及ぼす被害とは?
結露の最も大きな被害は、窓やドアとその周りが水浸しになることです。
水浸しになった箇所に汚れやほこりが溜まったり、カビが発生することで不快な見た目になるだけでなく、健康面にも悪影響を及ぼします。
また、窓やドア、その周りなど目に見える範囲に発生する結露だけでなく、目に見えない部分に発生する結露もあります。
具体的には、壁の内部などが挙げられます。
目に見える範囲でカビなどが発生した際は、拭き取ることで除去できますが、目に見えない部分は除去できないため非常に危険となります。
□結露しない家にするためのポイント
完全に結露しない家づくりを目指すことは困難ですが、結露を抑えて被害を防ぐことは可能です。
以下より、4点の結露対策をご紹介します。
1点目は、室内温度を常に上げておくことです。
結露が発生する原因として、温度が露点になることが挙げられます。
室内温度を常に上げた状態を保っておくことで、露点になることを防げます。
2点目は、断熱性能を上げることです。
断熱性能を上げることで、外の気温が室内に伝わりにくくなり、結露を抑えられます。
具体的には、外壁を断熱性能が高いものに変更したり、窓ガラスにフィルムを貼ったり断熱性能の高い窓ガラスに変更することが挙げられます。
3点目は、換気することです。
結露が発生する原因の一つに湿度が高いことが挙げられます。
湿度を下げるためには、こまめに換気すると良いでしょう。
例えば外出の際に窓を開けておくと部屋の空気が十分入れ替わります。
4点目は、気密性を高めることです。
気密性を高めることで、水蒸気が入り込むことを防げ、結露の発生を抑えられます。
また、気密性を高めることで結露を抑えられるだけでなく、エアコンの効きが良くなることなど、他にもさまざまなメリットがあります。
□まとめ
今回は、結露の被害についてと、結露しない家にするためのポイントについて解説しました。
結露には目に見える場所の被害と見えない場所の被害があり、それぞれに対策する必要があります。
今回お伝えした情報を参考に、結露しない家づくりを目指しましょう。