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注文住宅を検討する際にまず気になるのが予算でしょう。
しかし、注文住宅にかかる具体的な費用項目を1つ1つ確認しなければ、具体的な予算は見積もれません。
そこで今回は、注文住宅の費用の内訳をご紹介します。
また、注文住宅の費用相場についても紹介しますのでぜひ参考にしてください。

 

□注文住宅の費用の内訳とは？

 

注文住宅の費用は、大きく「土地代」「建物代」「工事費」「諸費用」に分けられます。
ここでは「諸費用」について、主要な項目をもう少し詳しく見ていきましょう。

 

・仲介手数料
土地を購入する際に不動産会社に仲介してもらった場合に、不動産会社に対して支払う手数料です。
仲介手数料の上限は以下のように売買金額によって異なります。

 

200万円以下：取引額の5パーセント
200万円超え400万円以下：取引額の4パーセント
400万円超え：取引額の3パーセント

 

・不動産取得税
不動産を取得した際に課税される税金で、支払うのは取得した際の1回のみです。
住宅を購入する際にかかる不動産取得税の計算は、「住宅の固定資産税評価額×税率4パーセント」です。

 

・火災保険料と地震保険料
火災保険料は、住宅の築年数や構造、立地などの条件によって大きく変わります。
地震保険料は、住宅の構造と立地によって決まります。
地震が多発するエリアは地震保険料が高くなる傾向にあることを知っておきましょう。

 

他にも、諸費用には以下のような項目があります。

・不動産売買契約書の収入印紙代
・工事請負契約書の収入印紙代
・所有権保存・移転登記の費用
・建物表題登記の費用
・金銭消費貸借契約書の収入印紙代
・融資手数料
・ローン保証料
・抵当権設定登記の費用

 

□注文住宅の費用相場はどれくらい？

 

＊土地付き注文住宅を購入する場合

令和2年度の住宅市場動向調査報告書によると、土地の購入価格と住宅の建築価格を合わせた注文住宅の費用相場は以下の通りです。
・全国平均：4606万円
・三大都市圏平均：5359万円

このうち、土地の購入価格は全国平均で全体の約34パーセント、三大都市圏平均で全体の約41パーセントを占めています。

 

＊土地を購入せずに注文住宅を建てる場合

 

費用相場は以下の通りです。
・全国平均：3168万円
・三大都市圏平均：3383万円

東京、大阪、名古屋の三大都市圏に注文住宅を建てる際は、全国平均よりも費用が高額になることを想定しておきましょう。

 

□まとめ

 

注文住宅の費用には、「土地代」「建物代」「工事費」のほかにも仲介手数料や不動産取得税をはじめとしたたくさんの「諸費用」があります。
また、注文住宅自体の費用相場は、全国平均で3168万円、三大都市圏平均で3383万円です。
注文住宅を検討していてより具体的な費用を知りたい方は、ぜひ当社までお問い合わせください。