2023/02/02
岐阜スタッフ
注文住宅の予算はいくら?年収別の目安と決め方をご紹介!
注文住宅を建てたいけれど、現在の自分がかけられる予算の上限が分からないため話が進まない方がいらっしゃるかと思います。
そんな方はきっと、自身の年収に見合った予算の目安について知りたいことでしょう。
そこで今回は、自身の年収に見合った予算の計算方法についてご紹介します。
予算の決め方が分からない方は、ぜひ最後までご覧ください。
□年収別の予算の目安はこう計算して見積もる!
年収別の予算の目安は、以下の式に当てはめることで計算できます。
「年収×年収倍率+自己資金-諸費用」
それぞれの単語の意味を解説していきます。
・年収倍率
年収倍率とは、住宅の購入価格が年収の何倍に相当するかを比率で表したものです。
契約する住宅ローンによって異なり、長期固定金利住宅ローンのフラット35の場合、年収倍率は6.1倍です。
・自己資金
「自分の通帳預金に貯まっているお金」「返金する必要のない贈与されたお金」「退職金」「不動産を売却して得たお金」は、自己資金として認められます。
ただし、「返済しなければならない借りたお金」「通帳に預金していないお金」「流れが不明確なお金」は自己資金として認められません。
・諸費用
工事請負契約に含まれる以外の経費のことで、「仲介手数料」「登記手続き費用」「住宅ローンにかかる手数料」「引っ越しにかかる費用」「仮住まいにかかる費用」などが挙げられます。
総額は一般的に150万円と言われています。
□注文住宅の予算の決め方をご紹介!
予算を決める際は、資金計画をしっかりと立てることが重要です。
具体的には、いくらであれば住宅ローンを滞ることなく支払い続けられるかについて計算します。
まず、注文住宅にかかる費用について1つ1つをしっかりと理解しておきましょう。
注文住宅にかかる費用は、「建築費用」「工事費」「諸経費」の3つです。
3つの費用はさらに細かく分類できますが、ここでは以下のようにそれぞれの目安の金額を把握しておきましょう。
建築費用:予算の70パーセント
工事費:予算の15パーセントから20パーセント
諸経費:予算の5パーセントから10パーセント
次に、「現在の世帯収入がいくらか」「未来の収入は安定しているか」「現在の自己資金はいくらか」「用意できる頭金はいくらか」などについて、しっかりと把握しておきましょう。
これらを把握することで、借りられる住宅ローンの金額を正確に把握できます。
□まとめ
自身の年収に見合った予算を知りたい場合は、「年収×年収倍率+自己資金-諸費用」に当てはめて計算しましょう。
また、予算を決める際は資金計画をしっかりと立てることが大切です。
そのため、注文住宅にかかる費用項目について理解し、それぞれの目安も頭に入れておきましょう。