2022/10/29
岐阜スタッフ
平屋のリビングに吹き抜けは必要?メリットを解説します!
二階部分がない点が特徴の平屋住宅ですが、平屋でも吹き抜けを設けられることをご存知でしょうか。
空間が開放的になる吹き抜けを取り入れたい方は、この記事を通して平屋の吹き抜けを検討していただければ幸いです。
今回は、平屋のリビングに吹き抜けを設けるメリットやデメリット、注意点を解説します。
□リビングの吹き抜けのメリットやデメリットを解説します!
吹き抜けのあるリビングのメリットは、主に2つあります。
1つ目は、開放的な空間になることです。
屋根の勾配を用いて天井を造れば、吹き抜けの開放感だけでなく、部屋全体がつながったような開放感も生まれます。
動線も改善されるため、家事を効率よく済ませたい方にもおすすめです。
2つ目は、採光や風通しが良くなることです。
吹き抜けを設けると、その分窓も高い位置に設けられるため、周囲の影響で光を取り入れにくい場所でも光を取り入れられます。
平屋は特に光を取り込みにくいため、検討してみてはいかがでしょうか。
また、風通しの悪さも改善できます。
部屋に備えられた窓の他に、天井近くに窓を設けることで、風通しが良くなります。
部屋の湿度が気になる方は、検討してみましょう。
一方で、デメリットも2つあります。
1つ目は、寒くなりやすいことです。
吹き抜けを設けると、暖房をつけてもその空間に熱が逃げやすいため、冬は寒くなりやすい傾向にあります。
冬の寒さが気になる方は、住宅の気密性を高めて、熱を逃がさないようにしましょう。
2つ目は、夏の日差しが入りやすいことです。
吹き抜けは採光を改善する一方で、夏には必要以上に光を取り入れてしまう場合があります。
暑さが気になる地域であれば、日射量を調節できるような工夫が必要です。
□平屋で注意すべきポイントとは?
平屋には、土地費用が高くなりやすいデメリットがあります。
同じ生活空間を手に入れるのに、二階建てに比べて必要な土地面積が多いからです。
住宅に必要な部屋数はいくつか、具体的なイメージを練るとともに、現状の見積もりで無駄な部屋はないか、考えてみましょう。
その部屋数に対してどれだけの土地が必要なのか、またそれにはどれだけの費用がかかるのか、見積もるのも大切です。
□まとめ
今回は、平屋のリビングに吹き抜けを設けるメリットやデメリット、平屋を建てる上での注意点を解説しました。
平屋の吹き抜けは、風通しの悪さや部屋の暗さを改善できます。
一方で、室温の調節が難しくなる点に注意しましょう。