2022/07/29
岐阜スタッフ
リビング階段のメリットとデメリットは?対策方法と一緒にご紹介!
リビング階段に憧れている方は多いと思います。
開放感があるリビングに見えるなどのメリットがある一方で、リビング階段ならではのデメリットも存在します。
デメリットの対処法も提案するので、リビング階段についてお考えの方はぜひ参考にしてみてください。
□リビング階段のメリットとは
1つ目は、リビングを広く見せられることです。
リビングに階段をおくことで、視覚効果によって実際のリビングよりも広く見せることができます。
部屋を広く、明るく見せる吹き抜けとの相性も良く、リビング階段と吹き抜けを合わせることで、小さな吹き抜けでも、実際の空間よりも広く見せることができます。
2つ目は、家族とのコミュニケーションがとりやすいことです。
リビング階段であれば、リビングを通って2階に上がることになります。
子ども部屋を2階に設けた場合、リビングを通り、2階に上がるので顔を合わせてコミュニケーションをとる機会が増えます。
また、リビングから子どもたちへの声かけができ、家族の気配を感じることができます。
幼い子どもやお年寄りが階段などの段差で転倒してしまう可能性がありますが、リビング階段であれば見守ることができるため安心です。
3つ目は、階段下を有効活用できることです。
階段下の空間に、収納やインテリアを置くことで有効活用が可能です。
例えば、キッズスペースや書斎コーナーとして利用することもできます。
また、階段のデザインを工夫することでこだわりの空間に仕上げられるでしょう。
□リビング階段のデメリットと対処法とは
*臭いや音が伝わりやすい
キッチンの臭いやテレビの音は、開放感がある分、どうしても伝わりやすくなってしまいます。
臭いの対処法としては、アイランドキッチンは避け、階段から離れた場所にキッチンを設計することをおすすめします。
また、キッチンには、窓や換気扇を設置し、換気をこまめに行うことが重要です。
音漏れの対処法は、しっかりと防音できる素材をリビングや2階の扉に使用し、階段に引き戸を設置するなどして対策をしましょう。
*空調が効きにくい
1階と2階がつながっていると、冷暖房が効きにくいこともデメリットとして挙げられます。
空調の効きをよくする対処法としては、床暖房やホットカーペットの使用、シーリングファンの取り付け、地域に合わせた断熱対策をすることをおすすめします。
*プライバシーの確保が難しい
リビング階段の場合は、来客時や外出時に必ずリビングを通らなければならないので不便に感じる時があるでしょう。
プライバシーを確保するために、リビングと階段の出入口をつなげる設計にすることでリビングに滞在する時間を減らすことができます。
□まとめ
この記事では、リビング階段のメリットとデメリットについて解説しました。
開放感がありリビングを広く見せることができるといったメリットがある一方で、プライバシーが確保しづらいなどのデメリットも存在します。
ご不明点がありましたら、当社までお問い合わせください。