2022/08/25
岐阜スタッフ
エアコンをつけても部屋が暑い?冷えない理由とエアコン活用術をご紹介!
「エアコンつけても部屋が涼しくならない理由を教えて欲しい。」
今回はエアコンをつけても部屋が涼しくならない理由とその対策について説明していきます。
暑い夏を乗り切るための参考にしていただければ幸いです。
□エアコンをつけても部屋が涼しくならない理由とは
エアコンをつけても部屋が涼しくならない場合、いくつかの理由が考えられます。
1つ目は室外機に汚れがたまっていることです。
エアコンは室内機と室外機の2つがそれぞれの役割を果たすことで部屋を冷やしています。
エアコンは部屋を冷やすために3つの手順を踏んでいます。
まず部屋の熱い空気を吸い込み、次に吸い込んだ空気を冷やし、最後に冷えた空気を吐き出します。
この2番目の手重の役割を担っているのが室外機です。
室外機が汚れによってその効果を発揮できていないと、部屋は冷えません。
2つ目は室内機に汚れがたまっていることです。
前述の通り、エアコンは3つの手順を踏んで部屋を冷やしています。
室内機は1番目と3番目の役割を担っています。
なので、室内機が汚れは空気を冷やす効率の悪化につながります。
また、室内機が汚れていると室外機に送る空気も汚れます。
これにより室外機も徐々に汚れていきます。
3つ目は室外機の設置場所が悪いことです。
室外機は送られてきた熱い空気を冷やします。
ここで取り除かれた熱を室外機は外に放出しています。
しかし、室外機の目の前が壁などで塞がれている場合、うまく熱を放出できず、部屋は暑いままになってしまいます。
4つ目は部屋が密閉されていないことです。
部屋のどこかが開いていると、エアコンによって冷やされた空気は逃げ、熱い空気が入ってきます。
5つ目は壁の遮熱性、断熱性が低いことです。
壁の遮熱性、断熱性が低い場合、エアコンによって冷やされた空気が壁によって再び温度が上げられます。
遮熱性、断熱性には注意した方がいいでしょう。
6つ目はエアコンが劣化していることです。
他の電化製品と同じようにエアコンにも寿命があります。
古いエアコンを使っていて部屋が冷えないと感じた場合は買い替えを検討してみてもいいでしょう。
7つ目は部屋の広さがエアコンの能力を上回っていることです。
エアコンには目安となる部屋の広さが決まっています。
エアコンの機能異常の部屋を冷やそうとすると、故障する可能性もあるのでやめましょう。
□設定温度を下げる前に行う対処方法
エアコンの効きが悪いと設定温度を下げるという人は多いでしょう。
実は温度を下げる前にできる対策はいくつあります。
1つ目は設定温度ではなく風量を調節することです。
風量を上げると設定温度を変えなくても体感温度が下がります。
また、設定温度の変更と違い、風量の調整は電気代も少ないです。
2つ目は風向きを調整することです。
空気は温度が高いと上、低いと下にいく性質があります。
この性質で部屋に温度むらができてしまいます。
温度むらは余分な電気を使う要因にもなります。
温度むらをなくすために風向きを上向きか水平にしてみましょう。
3つ目は扇風機を同時に使用することです。
扇風機を使えば、部屋の隅々まで冷たい空気を送れ、部屋のどこにいても暑いと感じることがなくなります。
□まとめ
今回はエアコンをつけても部屋が冷涼しくならない理由とその対策について説明しました。
エアコンを賢く使いながら、暑い夏を乗り切っていただければと思います。
この記事があなたのお悩みを解決できていると幸いです。